用語解説コラム

研修設計で役立つ理論4選

企業内教育のご担当者の皆さんは、研修を設計する際にはどのようなことに気をつけられていますか? 実は、研修の効果・効率・魅力を高めるために活用できるさまざまな理論があります。知っているのと知らないのとでは、研修の対象者の学習意欲や学びやすさに大きな違いが出るかもしれません。 本記事では、代表的な4つの理論モデルを簡単にご紹介します。

その1

ガニェの9教授事象

ガニェの9教授事象は、「インストラクショナルデザイン理論の父」と言われる学習心理学者のロバート・M・ガニェ先生が提唱した、学びの効果を高める学習支援モデルです。授業や教材を構成する指導過程を、学びを支援する為の外側からの働きかけ(外的条件)と捉え、9つの働きかけを提案しています。

9つの働きかけの詳細は、こちらの記事をご覧ください。

ガニェの9教授事象とは

その2

ARCS動機づけモデル

ARCS動機づけモデルは、フロリダ州立大学大学院教授のジョン・M・ケラー先生が提唱する、4つのシンプルなやり方で、研修対象者の学習意欲を飛躍的に高めるための理論ですARCSは、注意(Attention)、関連性(Relevance)、自信(Confidence)、満足感(Satisfaction)の頭文字をとっています。

4つの活用方法についての詳細は、こちらの記事をご覧ください。

ARCSモデルとは

その3

メリルのID第一原理

メリルのID第一原理は、M・ディビッド・メリル先生が提唱する、効果的な学習環境を実現するために必要な5つの要素をまとめた理論です。さまざまなインストラクショナルデザイン理論を分析し、それらの共通点を5つの要素、「現実世界の課題」、「活性化」、「例示」、「応用」、「統合」にまとめています。

5つの要素の詳細は、こちらの記事をご覧ください。

メリルのID第一原理とは

その4

経験学習モデル

経験学習モデルは、デービッド・コルブ先生が提唱した、経験から学習していくには、4つの活動を繰り返す必要があると考えるモデルです。4つの活動とは、経験、省察(リフレクション)、概念化、実践です。研修の場で、経験を振り返り、抽象度を上げた概念化することで、現場の実践でより活躍できるようになります。

経験学習モデルの詳細は、こちらの記事をご覧ください。

経験学習モデルとは

まとめ

これらの理論を活用することで、研修の効果・効率・魅力を高めることができると言われています。なぜ、この研修がうまくいったのか、次回も成功させるために再現性を高めるというメリットもあります。ぜひ、ご活用ください。

弊社のビジネスID講座では、これらの理論の活用のみならず、成果創出へと導くための教育の全体像のデザインや、効果的・効率的・魅力的なトレーニングを実行について学ぶことができます。