用語解説

経験学習モデルとは

経験学習モデルは、デービッド・コルブが提唱した「経験から学習していくには、4つの活動を繰り返す必要がある」と考えるモデルです。

研修を活用した経験学習モデルの回し方

経験学習モデルでは以下の4つの活動を繰り返していくことで学びが進んでいくと考えます。

  1. 具体的な「経験」をして
  2. その内容の「振り返り(リフレクション)」をして
  3. その体験から得られた成果(学び)を「概念化」し
  4. 概念化した成果を応用して「実践」すること

普段現場で後回しにしてしまいがちなリフレクションの場を用意できるのが研修です。研修では、振り返る場を与え、概念化の支援を行います。このように、抽象度を上げて概念化できていれば、実践の場で研修での学びを活用することができるようになります。

コーチングにおける経験学習モデル

経験学習モデルは、直属上司が現場でのコーチングの際に、繰り返し活用することができるモデルです。教育担当者は、直属上司が集まる会議や研修の際に、このモデルを紹介し、部下の経験学習が最大化するように誘えるとよいでしょう。

経験学習モデルの活用事例もあわせてご覧ください。

◆株式会社スターフライヤー様
パイロット教育にIDをインストールされた事例です。
こちらからお読みください。

 

「経験学習モデル」にご興味を持たれた方

「経験学習モデル」などの理論を知ることは、企業内教育をデザインする際の武器になります。
しかし、「わかる(知る)」と「できる(使いこなせる)」の間には大きな壁があります。
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ビジネスインストラクショナルデザイン

理想と現状のギャップを埋め、成果創出を導く企業内教育をデザインすること。
それが、サンライトヒューマンTDMCのビジネスインストラクショナルデザイン(BID)です。

経験学習モデルをしっかり回すためのコツや学習論にも活用できる点を熊本大学の鈴木克明先生に解説いただいております。
是非ご参照ください。

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