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サンライトヒューマンTDMCでは、独自のメソッドであるビジネスインストラクショナルデザイン(BID)を用いて、人の行動変容につながる仕組みづくり、ヒトづくり、モノづくりをご支援しています。
BID TREE®は、企業内教育をデザインする最初のステップ、全体像を描くために活用するBIDのフレームです。9つのボックスを埋めていくことで、企業内教育の「なぜ?」「なにをする?」「どうやって?」「いつ?」「誰が?」が見えてきます。
本連載では、BID TREE®の活用方法をお伝えしていきます。
目次
BID TREE®の構造 BID TREE®ワークショップのコツ BID TREE®ワークショップのステップ 経営戦略、人材戦略、教育研修戦略をつなぐ、BID TREEの考え方 BID TREE®ワークショップを開催したい!と思ったらBID TREE®ワークショップは、以下のフレームを使います。
ビジネスインストラクショナルデザイン(BID)は、HPI、ID、PMの3つの要素から構成されており、BID TREE®も3つのパートからできています。上段左がHPIパート、上段右がIDパート、下段がPMパートです。
ワークショップでは、3つのパート、合計9つのボックスを埋めていきます。
BID TREE®ワークショップに入る前に、進める際の3つのコツをご紹介します。
BID TREE®ワークショップは、以下の3つのSTEPで進めます。
STEP1として、現状を洗い出します。ボックスは9つありますので、1つずつ埋めていきましょう。
STEP2として、記入したBID TREE®を眺めて、改善点を見つけ出します。
STEP3として、改善プランを上書きしていきます。
本連載は上記3つのSTEPに沿って、全16回でお送りします。
連載内容
では、次回からSTEP1に入っていきましょう。
【連載第2回】 BID TREE®ワークショップ STEP1 Q1テーマ▶︎▶︎
著書
VUCAの時代、「人的資本経営元年」と言われる2022年。
人的資本経営とは、人材を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる経営のあり方です。経産省からは「人材版伊藤レポート」が公表され、経営戦略と人材戦略を紐づけることが求められるようになりました。これは、教育研修担当部門の皆さまにとっては、経営戦略から人材戦略、人材戦略から教育研修戦略という一貫した流れの中で、教育研修を立案し、実行していく必要が一層高まっていることを意味します。
では、具体的にどのようにすればよいのでしょうか。
そんな時に有用なのがBID TREEの考え方です。
BID TREEのHPIゾーンでは、経営戦略等の上位戦略を踏まえて目指すパフォーマンスを設定し、GAP分析を行って課題と解決策を明らかにします。上位戦略を意識したHPI視点は、教育研修の分析・設計において最初に持つべき視点です。
IDゾーンでは、HPI的課題への対応も含む教育研修のロードマップへと落とし込んでいきます。
PMゾーンでは、HPIからIDまで、教育の一連のプロセスや関わる人をマネジメントしていくことを示しています。
もし、BID TREEを活用する際に「経営戦略や人材戦略がないからゴールの設計ができない」「教育研修とは別のルートで解決すべき問題がある」ということがわかったのであれば、経営戦略を立てる経営者や、人材戦略を立てる人事部門に問題提起をしなくてはなりません。HPIゾーンでの分析が、皆さんの問題提起の根拠になるはずです。
そのように考えると、BID TREE は、人的資本経営や人材戦略としっかり紐づけて、戦略的に自組織の教育を考える視点そのものということができるかもしれません。
現場を知っている教育研修担当部門の皆さまが、今から動いていくことで、強い組織を作ることができるはずです。ぜひ、BID TREEをご活用ください。
現在、本ワークショップは、お客様のニーズやテーマに合わせてオンサイト型で実施いたします。
参加人数や開催時間もご要望に応じてアレンジ可能です。
詳細につきましてはお問い合わせフォームより、お気軽にお問い合わせください。
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