ビジネスインストラクショナルデザイン
【連載第4回】
BID TREE®ワークショップ
STEP1 Q3ゴール
サンライトヒューマンTDMCでは、独自のメソッドであるビジネスインストラクショナルデザイン(BID)を用いて、人の行動変容につながる仕組みづくり、ヒトづくり、モノづくりをご支援しています。 BID TREE®は、企業内教育をデザインする最初のステップ、全体像を描くために活用するBIDのフレームです。9つのボックスを埋めていくことで、企業内教育の「なぜ?」「なにをする?」「どうやって?」「いつ?」「誰が?」が見えてきます。 本連載では、BID TREE®の活用方法をお伝えしていきます。

本連載について
本連載は、BID TREE®の活用方法について、以下の全16回でお送りします。
連載内容
- ワークショップの進め方
- STEP1 Q1テーマ
- STEP1 Q2プラン
- STEP1 Q3ゴール ◀今回はこちら
- STEP1 Q4評価
- STEP1 Q5現状
- STEP1 Q6理想
- STEP1 Q7 Gap
- STEP1 Q8解決策
- STEP1 Q9 スケジュール
- STEP2 現状分析
- STEP3 Q3’ゴールの再設定
- STEP3 Q4’ 評価設計の見直し
- STEP3 Q2’ プランの練り直し
- STEP3 Q9’ スケジュールの再考
- まとめ
本ケースの前提
教育担当者の佐藤さんの事例を見ながら、BID TREE®の大枠を学びましょう。
佐藤さんの事例
- 総合商社の教育担当になって2年目の佐藤さん
- 毎年行っている3年目営業研修に対して、「このままでいいのだろうか」と疑問を持っている
- 若手からは、同期会も兼ねていて楽しい研修だと、満足度は高い
- 現場からは、研修と実践の場がつながっていないという反応
- 来年は、もっと効果的な研修としていきたい
佐藤さんをご自身に置き換えて、考えてみてください。
ゴール
前回、佐藤さんは、BID TREE®の「プラン」の枠を埋めました。
今回は、BID TREE®のIDパートの左上「ゴール」の枠を埋めていきましょう。
さっそく質問です。
この研修で目指したいゴール(目標)は何ですか?
基本的には一人前の営業として必要なスキルを身につけてほしいですね。
あっ、それと、せっかく同期が集まる場なので、同期同士の成功例や失敗例からひとつでも学びがあるといいと思っています。
研修が終了した後のゴール(目標)は、具体的に考えていますか?
とにかく一人前になってもらうということでしょうか。
ここまでで出てきたキーワードを、付箋に書いて、「ゴール」の欄に貼っていきましょう。
「ゴール」の枠でのポイントは、Where(どこに向かわせるのか?)です。
「ゴール」は、ID的には実は3つにわけることができます。
詳しくは第12回目で取り上げますが、先に知りたいという方はこちらの記事を参照してみてくださいね。
次回は、「評価」の枠を埋めていきましょう。
◀◀【連載第3回】 BID TREE®ワークショップ STEP1 Q2プラン
【連載第5回】 BID TREE®ワークショップ STEP1 Q4評価▶▶
著書
BID TREE®ワークショップを開催したい!と思ったら
現在、本ワークショップは、お客様のニーズやテーマに合わせてオンサイト型で実施いたしております。
- 教育設計、何から着手したらよいかわからない
- 来年度の教育計画を検討したい
- 教育部門の共通言語となるフレームやフォーマットが欲しい
- トレーナーのスキルアップのために、部内の勉強会として開催したい
本ワークショップを通して、「教育」を見える化することが可能になります。
現状を客観的に見渡せる
もやもやの原因がどこにあるのかわかる
変えるためのポイントを特定できる
体験いただいたお客様の声
- 自分の教育設計の正しい点や課題が明確になりました。(製薬企業/プロダクトグループ)
- 自分で実際に手を動かしてみることで今後考えるべきことがクリアになりました。(ハウスメーカー/事業部教育担当者)
- 頭で考えるだけでなく、実際に手を動かしてBIDを体験できたことが良かった。(製薬企業/事業部門教育担当者)
- BIDTREE®シートに付箋を埋めて可視化すると気づきも生まれやすかったです。(人材紹介企業/執行役員)
参加人数や開催時間もご要望に応じてアレンジ可能です。
詳細につきましてはお問い合わせフォームより、お気軽にお問い合わせください。