コラム

ビジネスにおける
インストラクショナルデザイン(ID)資格と講座の選び方

「企業内教育に活かすためにインストラクショナルデザインを学んでみたい」と思われた方がまず悩まれるのが、講座の選び方です。本コンテンツでは、講座を受講される場合の選び方についてお伝えします。また、「せっかく学ぶなら資格をとりたい」という方に向けて企業内教育の専門家としての証である「ビジネスID expert」についてもご紹介します。

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I Dは教育設計に欠かせない理論

教育を効果的、効率的、魅力的にするには、インストラクショナルデザイン(ID)の考え方が欠かせません。IDは、勘や経験や度胸のみに頼らず、戦略的に、効果的・効率的で魅力的な人材教育を設計する際に非常に有用な理論 です。

効果、効率、魅力とは、下記の通りになります。

教育の効果
  • 受講生の実力がつく。
  • 期待に応えるだけの卒業生(修了生)が輩出できる。
  • 自信を持って単位を出せる。
教育の効率
  • 短時間で、無駄なく。
  • 受講者も教育者も省エネ。
  • これまでの投資が活用出来る(例:教材の再利用)。
魅力
  • さらに勉強したいと思うようになる(継続動機)。
  • 楽しい授業、成長の実感。
  • 考えることが楽しい。
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BIDのメリット

IDは企業内教育ご担当者様のお悩み解決に有効

最近は、ビジネスの世界、企業内教育においてもIDの考え方が浸透してきました。それは、企業内教育のご担当者様が抱えられている下記のようなお悩みの解決にIDが有効であるからでしょう。

企業内教育のご担当者様のお悩み

  • いくら研修をしても業績につながらない
  • 勘と経験に任せた教育になってしまっている
  • 新人教育担当研修と実践の場がつながっていない
  • 技術・技能の伝承が難しい
  • 経営者からの人材育成への期待に応えきれていない

ビジネス現場でのIDインストールの難しさ

とはいえ、ビジネスの現場において、IDをインストールし、教育の成果を挙げることは一筋縄ではいきません。

それは、ビジネスの世界では、教育によって社員の行動を変え、その学びをビジネスにおける成果(売上アップ、サービスの質の向上など)に結びつけなくてはならない からです。必然的に、求められるゴールのレベルが上がるのです。

また、ビジネスでは、職場での学び(業務を通じた経験や社内外の人たちとの関わり合い)が非常に重要です。どれだけ研修に力を入れても、その後職場で実践に結びつけるサポートがなされなければ、学びの効果の最大化をはかることはできない のです。

欠かせないのがHPIとPM

IDでどんなに良い設計をしても、教育プロジェクトを動かしてマネジメントできなければ意味がありません。そこで必要になるのがPM(Project Management)という概念です。
また、研修だけではゴールに到達しないこともあるので、他の施策を考えておくことが重要です。そこで必要になるのがHPI(Human Performance improvement)という概念です。

詳細については、こちらのサイトをご覧いただきたいのですが、

  • HPIの観点で分析することで、トレーニングへのニーズを明確にし、
  • IDの観点で研修での学びと職場での学びをブレンドした教育設計を行い、コンテンツを開発、実行・検証し、
  • PMの観点でこの取り組みをプロジェクトとして捉え、マネジメントを行う。

この3つが揃うことにより、ビジネスにおける成果に結びつけていくことができます。

※こちらは、IDにHPIとPMを加えたBID(ビジネスインストラクショナルデザイン)というサンライトヒューマンTDMCのオリジナルメソッドです。

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IDの講座選びのポイントは?

講座の選び方

では、ビジネスでも成果を発揮できるIDを学ぶには、どうしたらよいのでしょうか。

書籍を読む、大学院に通うなど、さまざまな方法がありますが、短期間で集中して学ぶことができるのは講座の受講です。

現在は、さまざまなIDの講座がありますが、「わかる」のみでなく「できる」 ところまで習得できる講座を選ぶことが大切なポイントだといえます。

講義を聞くだけの一方向の講座では、実務のなかで教育を設計ができるようにることは難しいでしょう。IDは研修効果を高める設計理論ですので、社内の研修設計に活かすことが重要だと考えます。

ぜひ、講座を選ぶ際は、実際に教育設計ができるところまでマスターできる講座 を選びましょう。

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サンライトヒューマンTDMCのビジネスID講座の特徴

ビジネスID講座の特徴

サンライトヒューマンTDMCのビジネスID講座は、ビジネスの成果に結びつけるためのIDをワークショップ形式で楽しく学ぶことができる実践型オンライン講座です。

 

  1. IDを軸に、HPIとPMも学ぶプログラム
    ビジネスでIDを実践するためには、HPIとPMの概念も必要です。この3つを合わせたオリジナルメソッドを学ぶことで、真の意味で行動変容につながる仕組みづくり、ヒトづくり、モノづくりをし、成果につなげることができます。    

     

     

  2. 教育企画プレゼンテーションに対するフィードバック
    ご自身の研修テーマで、企画書の作成を通してプレゼンテーションを行い、フィードバックをします。「やってみる」機会を多く設けることで、講座終了時には研修企画が「できる」状態を目指します。   

     

    研修計画書のサンプル

    研修計画書のサンプル

受講者の声

  • 受講者が受け身ではなく、積極的に考えるようになりました。
  • 受講者が楽しみながら教育を受けることができています。これまで無かった形の魅力的な教育の第一歩となりました。
  • 受講者の理解向上につながったと感じました。
  • 受講者からの評判が良くなりました。
  • トレーニングゴールを明確に定めることによって、教育内容を無駄なく企画できるようになりました。

 

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「IDの理論に基づいた教育設計ができる」ことを認証する資格とは?

IDの資格

IDについて学ぶのであれば、その理論に基づいた教育設計ができることを証明する資格を取得したいと考える方も多いのではないでしょうか。

先ほどご紹介したサンライトヒューマンTDMCのビジネスID講座では、3回の講座を受講し、企画書の作成にあたり、課題やレポートを提出して、評価を受けると、「ビジネスID expert」 という認定を受けることができます。

企業内教育の専門家としての証「ビジネスID expert」

ビジネスID expertは、企業内教育の専門家としての証 です。

ビジネスID expert 認定証

ビジネスID expert 認定証

企業内教育部門のトップの方がIDに詳しくない場合は、みなさまを社内でIDが活用できる教育専門家であるということを評価することは難しいものです。

本講座は、IDの知見に基づいた教育プログラムや資格を評価する一般財団法人 日本教育学習評価機構(JEIEL)から認定を受けます。熊本大学大学院にて教授システム学(Instructional Systems)を学んだ認定者などが、IDを活用できる教育専門家のコンピテンシーに基づいて客観的に公正に評価をしています。

企業内教育のプロフェッショナルの証であるビジネスID expert。既に400名以上の方が取得され、企業内でビジネスID expertとして活躍されています。

企業内教育に関する役立つ資格の1つとして、ぜひご検討ください。

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