コラム

社員を「自ら考えて育つ人材」に…
「インストラクショナルデザイン(ID)」とは?
【最終回】知識のアウトプットのレベルを上げるために必要な特訓とは?

サンライトヒューマンTDMC代表の森田 晃子です。
前回は、人材教育担当者に求められる「良い変化への対応」について解説しました。今回は、知識のアウトプットのレベルを上げるために必要な特訓について見ていきます。

森田 晃子(2019)『改訂版 魔法の人材教育』幻冬舎

知識の活用では「繰り返しのトレーニング」が要となる

知識やスキルをリアルワールドでどう活用するか、どうアウトプットのレベルを上げていくかは、緊張感のある場所でどれだけ特訓するかにかかっています。
スポーツと一緒で体に染み込ませるくらい繰り返しトレーニングすることが重要なのです。

「ロールプレイ」を用いた体に染み込ませる特訓方法

以前、ある企業の研修で、ロールプレイトレーニングを開催しました。録画した自分のロールプレイをチームで見ながら、仲間同士でフィードバックしていくスタイルです。あまり成果を残せていない対象者には、研修の度に繰り返しロールプレイをしてもらいました。体に染み込ませるまで特訓することが、リアルワールドでの成果につながるのです。

研修をサポートしていた方は、その成長を目の当たりにして、「最初は面倒くさいと思いましたが、こんなに成果が出るのですね。自信もついたみたいですし、パフォーマンスも発揮できています。本当にやってよかったですね!」と興奮気味にお話をされていました。

さらに、学びがパフォーマンスにつながった経験をした人は、よき指導者になります。自分自身が研修で成長したという実感があるので、後輩や部下が成長するまでの期間を信じてサポートをし続けることができるからです。きっとこの方も将来よき上司になるのでしょう。

★連載は今回で終了です


◀◀魔法の人材教育【連載 第34回】アダルトラーニングに最適な「3つのIDモデル」とは?


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