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各府省庁の新任の教育研修担当者様向け 「ビジネス・インストラクショナルデザイン研修」 の実施概要と、ご受講者様および主催者様の声をお届けします!
サンライトヒューマンTDMCでは、国の行政機関に向けた人財育成の研修・アドバイザリーも行っています。
今回は、国家公務員の教育の一層の質向上を目指す人事院様の研修において、設計~ファシリテーションとアドバイザリー支援をさせていただきました。
【研修名】
ビジネス・インストラクショナルデザイン入門
~研修の効果を高める取組、研修転移について~
【主催】
人事院
【形式】
オンライン
【日程】
2日間:Day1(3時間)/インターバル(課題)/Day2(3時間)
※Day2は希望者のみ
【対象】
各府省庁の新任の教育研修担当者(国家公務員)
【講師】
森田晃子(代表取締役社長)
石津茉歩(ラーニングプロセスコンサルタント)
ビジネス・インストラクショナルデザイン(BID)の基本を理解し、自分の現場に応じた研修計画を立案できるようになる。
レクチャーやディスカッションを通じて、BIDの型や活用方法を学習。
ケーススタディで、「出口」「入口」「実務での活用まで見通した方略」の3つの軸の重要性を実感する。
個々のペースで、自身が担当する研修計画案を作成。
型と現場感が両立した「使える設計書」作りに挑戦する。
※Day1のフォローアップ。手挙げ制で希望者のみ
各自が作成した研修計画案を題材として、BIDの型を実際に活用。
グループワークや講師からのフィードバックを通じて、理論の理解度、研修プランの完成度を高める。
図1 ビジネス・インストラクショナルデザインに基づく研修ロードマップ
図2 研修の3つのゴールと方略
図3 研修設計書テンプレート
※研修計画書テンプレートはこちらからダウンロード可能です。
【理解度評価(5段階)】
80%の参加者が「できた」「概ねできた」と回答(平均評価 4.14)
【業務活用度評価(5段階)】
90%以上の参加者が「大いに活用できる」「活用できる」と回答(平均評価 4.41)
※国家公務員は1~3年で異動ローテーションすることが多い
研修当日、霞が関の建物に入り、緊張しながら乗ったエレベーターで最初に目に入ったのは、人事院のMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)ポスターに書かれた「国民を幸せに」の言葉でした。どの府省庁の方々も“国民の生活”に直結する仕事をしているのだ、ということの重みをあらためて感じました。
国家公務員という立場で研修企画・実施を担う皆様は、慣習、限られた予算、短い異動サイクルなど、一般企業とはまた異なる多くの制約の中で活動されています。
そのような中でも、
「もっと良い研修にしたい」
「組織に役立つ育成を実現したい」
という強い想いを持つご受講者の皆様、事務局の皆様とご一緒できたことは、私たちにとって大きな喜びでした。
今回の研修では、「ゴール&評価デザイン」「業務・職場直結型設計」という考え方が特に重要なカギとなりました。この考え方が、各省庁の研修に浸透し、やがては“国民の皆様”の暮らしの向上に繋がっていくことを願ってやみません。
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2024/09/18
[テーマ]経営と人財育成の紐づけキーパーソンの巻き込み
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