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サンライトヒューマンTDMC(以下、SLH)では、お客様のご状況に応じたテーマでワークショップを多数実施しています。
本記事では、設立6年目の訪問看護ステーションで管理職を対象に実施した「ミッション ビジョン バリュー策定」の事例をご紹介いたします。
策定が必要となった背景や、実施概要、ご参加されたお客様の声をまとめていますので、ご参考ください。
訪問看護ステーションの事業が5年間で急拡大したことに伴い、スタッフ数も増加。管理職の中から「自分たちの役割が不明瞭」という意見が寄せられるようになり、管理職および組織に対して、何らかの施策が必要なのではないかと考えたことが、SLHへ問い合わせたきっかけでした。
ご相談する中で、事業部としての方針や役職ごとの業務内容を、より明確にする必要性を認識。
まずは、事業部としての理念や方針を策定し、スタッフが全員で進むべき方向性を示したいと考えました。
さらに、経営層の視点を持って業務を推進してほしいという思いがあったため、管理職全員に事業部の理念や方針の策定を任せようと考えました。
管理職を対象としたMission・Vision・Valueの創造ワークショップの企画と運営
Mission・Vision・Valueを自分たちで創るというワークショップを通して、管理者一人ひとりの考え方や仕事に対する思いを聞くことができたことが何よりも大きな価値でした。
思いの方向性が間違っていなかったことを、参加者全員が確信できたと思います。その確信をもとに、管理者全員でMission・Vision・Valueをスタッフへ呼びかけ周知していくことにも自信を持てました。
実は、管理職同士で意見を出し合いながら、何かを創り上げるという機会は初めてでした。最初はとても難しく感じましたし、自分たちの想いや考えをどのように言葉で表していいのか分からなくなる場面もありました。
そのような場面でも、SLHのファシリテーターの方々がディスカッションが進むように方向性を導いてくださり助かりました。
参加者の状況を見ながら、自分たちがどうあるべきか、自分自身はどうありたいかについて見つめる時間も十分に確保してくださり嬉しかったです。
*SLH担当コンサルタントより*
Mission・Vision・Valueは、会社や事業部にとっての拠り所となる大切な指標です。
そのため、2日間のワークを通じてどれだけ意見を出し合い、文章としてまとめていけるのか当日まで不安な部分もありました。
結果的に、ご参加いただいた管理職の皆さまが真剣にお客様や職場、スタッフのことを考え、率直に意見を出し合っていただいたことで、訪問看護事業部の皆さまらしいMission・Vision・Valueのドラフトが完成いたしました。
今後は、スタッフの皆さまへ浸透させるフェーズに入っていきますので、Mission・Vision・Valueに込めた熱い想いがスタッフの皆さまへ伝わることを願っております。
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