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サンライトヒューマンTDMC代表の森田 晃子です。
前回に引き続き、研修計画書の作り方を具体的に見ていきましょう。今回は、パフォーマンスの評価方法なども併せて説明します。
前回に引き続き、研修計画書の作り方を具体的に見ていきましょう。
【6】研修実施の背景(Why)
対象者の「現状」つまり入口に該当する内容や取り巻く環境、出入口のギャップが何かを記載します。このWhyが書けない方は、入口の分析が甘いともいえますので、現場でのヒアリングなどを強化してください。
【7】パフォーマンスゴール(Where)と評価手法(How)
パフォーマンスゴールは、行動変容を伴うものにしなければなりません。事例では、「インストラクショナルデザインの考え方を意識して、効果的・効率的で魅力的な研修の計画・運営ができていること」としています。評価手法は、「研修計画書(ミクロデザイン)に沿った研修の実施と、上司によるそのレビュー」です。評価のタイミングは、実施する期間が必要なので、2カ月後としています。
【8】トレーニングゴール(Where)と評価手法(How)
トレーニングゴールは、研修直後にどうなっていて欲しいかという学習達成度を記載します。事例では、「今後の研修でインストラクショナルデザインを取り入れるために必要な知識・スキル・態度についての確認」としています。
【9】研修ロードマップ(How)
ステップの最後は、方略について記入していきます。反転学習やブレンディッドラーニングの考え方を参考に、ゴールを達成するための最適な研修ロードマップを組み立ててみてください。
事例では、「事前課題→集合研修①→実践→レビュー→集合研修②」という流れにしています。「集合研修①」では、事前課題として作成した研修計画書を持ち寄ってグループワークをすることにしました。その後、実践と上司によるレビューを受け、フォローアップのための「集合研修②」を予定しています。
この話は次回に続きます。
◀◀魔法の人材教育【連載 第12回】優秀な人材を育てるための「研修計画書」の作り方①
魔法の人材教育【連載 第14回】優秀な人材を育てるための「研修計画書」の作り方③▶▶
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