コラム

メンバーがつなぐ!サンライトヒューマンTDMCの15年の物語
【第4回】BIDページに託した思い
by 藤川 今日子

 

サンライトヒューマンTDMC(以下、SLHと略します)は、2022年4月におかげさまで創立15周年を迎えました。ここまで「ビジネスに、インストラクショナルデザインを。」を合言葉に続けてこられましたのも、ひとえに皆様の変わらぬご支援によるものと心より感謝申し上げます。

これまでの15年を振り返ると、本当に様々なことがありました。多くのお客様との出会い、BIDという考え方の概念化、ビジネスID講座開講、書籍発売、直近ではコロナ禍でのコンサルティングやトレーニングのオンライン化、・・・などなど。嬉しかったことも苦しかったこともハプニングも、お客様に支えられ、メンバーが一丸となって、実に多くの経験をさせていただきました。

そんな私たちの15年間の軌跡から、いくつかの“物語”をSLHメンバーがリレー形式でお届けいたします。

連載第4回は、藤川今日子よりBIDページのことをお伝えいたします。

はじめに

私はSLHで広報関係の仕事を担っております。今年は創立15周年の記念Yearということで、コーポレートサイトをリニューアルし、つい先日オープンいたしました。新サイトでは、新しいキービジュアルを作るなど、サイトに訪れていただくお客様によりお楽しみいただける形に再設計しています。会社の顔が変わると、心機一転、これからも頑張ろう!という気持ちになりますね。

一方で、SLHには、このコーポレートサイトとは別に、もう1つ運営しているサイトがあることをご存知でしょうか?弊社のサービスの核であるBIDの考え方やBIDでできることを知ってもらいたいという想いから2021年3月31日に誕生した「BIDページ(https://bizid.jp/)」です。

ページ立ち上げの背景

ビジネスの世界でのインストラクショナルデザイン(ID)活用を支援している弊社では、IDに加えてHPIとPMの視点も取り入れた独自メソッド「BID(ビジネスインストラクショナルデザイン)」を基に様々なサービスを展開しています。ここには、様々な企業様とお仕事をさせていただく中で得てきた、経験に裏打ちされた信念~本当の意味でビジネスゴールを達成するためには、IDだけではなく、やっぱりBIDが必要なんだ!~があります。とは言え、教育の世界で世界的にIDが認知されている中で、BIDというフレーズを堂々と使うには長くジレンマがあったことも事実でした。

そのような中、2019年に書籍第2弾となる『ビジネス インストラクショナルデザイン』を発売。この頃から、IDではなく「BID」の認知度を上げていくには?ということについて、社内で度々ディスカッションしておりました。その中で出てきたのが「BID」に特化したホームページを立ち上げる!というアイデアでした。

SLH名物!産みの苦しみ・・

立ち上げが本格的に決まったあとは、当時本プロジェクトをリードしてくださったメンバーを中心に、ベンダー選定、ページの構想企画、デザイン案作成、文章化、・・・などなど、ものすごいスピード感で動いていたことを記憶しています。BIDの考え方については、ある程度言語化されたものが私たちの中にはありましたが、それでも、所属企業の教育にお悩みで初めてページを見て下さる方に、サイトを通じてどのように寄り添うことができるか?について、ゼロベースで考えることも多かったです。

例えば、下段の「BIDグランドデザインTM」などは「HPI」「ID」「PM」の関連性を1枚の図でより具体的に表すことを決め、BIDページの作成を通じて初めて概念化できた図です。

リーダーを中心に社員全員でアイデアを出し合う、気になる点が1カ所でもあるならば、とことん追求していきました。こういった産み出すプロセスは本当に大変なのですが(笑)、こういう所が私たちの会社の強みだと自負しています。このような苦労を重ねて2021年3月31日にページをオープンした時には、全員で喜びを分かち合いました。

【図2】BIDのグランドデザイン

【図2】BIDのグランドデザイン

BIDページオープン後

オープン以来、様々な想いを抱えた方々が、BIDページを覗いてくださいました。

・ 企業内教育に携わるようになって、IDの考え方にたどり着いた方
・ IDを用いて研修設計しているけれども、なぜか上手く行かない方
・ 部門間の垣根を超えて、自社の人財教育をより良くしたい方

ページを通じて、弊社サービスにお問合せいただいた方、BID講座にお申込みいただいた方も多く、本ページから生まれたご縁には感謝するばかりです。

例えば、2017年から弊社が毎年実施している物語イベントの名称が変化していることにお気付きでしょうか?

  • 2017年 「インストラクショナルデザインによる教え方改革2017・夏物語」
  • 2022年 「BIDによる教え方改革2022・秋物語~創立15周年スペシャルバージョン~」

ここ2年間参加しているPR TIMESのApril Dream企画のキャッチにも変化があります。

  • 2021年 「人材教育に魔法をかける」
  • 2022年 「BIDで人材教育に魔法をかける#2」

堂々とBIDを打ち出せるようになった背景には、BIDページやその他のサービス活動を通じて、お客様の中から自然に「BID」というフレーズが出てくることが多くなったことを実感しているという事実があります。お客様から勇気をもらえたことで踏み出せた、新たな1歩となりました。

 

最後に、BIDページでは、BIDの考え方に共感してくださるお客様のために、これからも内容を充実させていく予定です。立ち上げ当初より、お客様のご協力を得て掲載させていただいたBID導入事例も7件になり(2022年10月現在)、1つ事例が掲載される度に、お客様と共に創っているページであることを、いつも実感いたします。コーポレートサイトと併せて、こちらのページもお楽しみいただけるように企画~サイト運営を頑張ってまいります!

(文責:藤川 今日子)

*メンバー紹介:藤川 今日子*

書道と絵が得意なSLHの広報担当です。動画制作やeラーニング運営、そしてコンサルティングサポートと幅広く活躍中!本当はカラオケが大好きな今日子さん。コロナ禍で美声を聞ける機会が減ったのは残念ですが、時々、鼻歌(独り言)で私たちを楽しませてくれています♪

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