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サンライトヒューマンTDMC代表の森田 晃子です。
前回は、企業研修の「準備・リハーサル」を行う際のポイントを説明しました。今回は、研修トレーナーに求められる「ファシリテーション能力」について見ていきます。
研修のトレーナーというと、プレゼンテーション能力が必要であるとイメージされる方も多いでしょう。しかし、トレーナーにはプレゼンテーション能力もさることながら、ファシリテーション能力が必要です。
プレゼンテーションとファシリテーションは異なります。ファシリテーションとは、会議や研修がスムーズに進むように支援することです。参加者の意見を引き出したり、合意に向けて論点を整理したりしなければなりません。参加者のモチベーションを高め、発想を促進することも期待されています。
そういった意味で、プレゼンテーションはある程度ワンウェイでもかまいませんが、ファシリテーションはインタラクティブでなければなりません。
研修の場では、何が起こるかわかりませんし、時間どおり進むとも限りません。参加者にタイムプレッシャーを与えながら、時間を区切っていかなくてはならないのです。場と相手の顔色を読む能力が求められるのです。一方、Just In timeでフィードバックを与えられる「ティーチング」の能力も求められます。
私自身を振り返ると、新人のトレーナーだった頃と比較して、伝えたいことの断捨離ができるようになったと感じています。
もちろん伝えたいことはたくさんありますが、詰め込みすぎてもリアルワールドで使いこなせなければ意味がありません。あえて、伝えたいことの中から「持ち帰って欲しいもの」を厳選することで、アウトプットの時間を増やせるようになりました。
参加者の状況やテーマによって異なりますが、昔は、インプット8割、アウトプット2割くらいでした。しかし、今は反対になりつつあります。アウトプットの時間をしっかり確保して、そこで真剣に考えてもらうことで、パフォーマンスに結びつくアクションプランなどの「持ち帰って欲しいもの」をおみやげにすることができています。
◀◀魔法の人材教育【連載 第30回】企業研修の「準備・リハーサル」を行う際のポイント
魔法の人材教育【連載 第32回】研修参加者の学習意欲を高める「ARCS動機づけモデル」とは?▶▶
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